来年、2021年にアニメ5期が放送スタートする『ヒロアカ』。
映画第2弾として制作されたのが、この『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』。
この映画は原作者の堀越先生が書き下ろしたオリジナルストーリーとなっていて、ご本人曰く『ある種のヒロアカ最終回』とまでおっしゃっている力の入った作品となっています。
今日はこの映画の感想やみどころをお話していきます。
目次
『ヒロアカ ヒーローズライジング』あらすじ
冬のある夜。
荼毘(だび)たちヴィラン連合のメンバーはトラックである荷物を運んでいた。
エンデヴァー率いるプロヒーローたちは彼らと激しいカーチェイスを繰り広げ、なんとか撃退に成功する。
しかし、トラックの残骸からは荷物を発見することは発見できなかった、、、
出久たちヒーロー科1年A組の生徒は、日本の南に位置する那歩島(なぶとう)で『次世代のヒーロー育成のためのプロジェクト』に参加していた。
島民からの依頼をこなしていく生徒たちは真幌(まほろ)と活真(かつま)という幼い姉弟と出会う。
そこに突如謎のヴィランたちが現れ、島が次々と破壊されてしまう。
『ヒロアカ ヒーローズライジング』登場キャラとキャスト
緑谷出久
声:山下大輝
【個性:ワン・フォー・オール】
無個性だったがオールマイトと出会い、個性を受け継ぐ。
爆豪勝己
声:岡本信彦
【個性:爆破】
出久の幼なじみでプライド・実力・上昇志向が高いエリート生徒。
麗日お茶子
声:佐倉綾音
【個性:ゼロ・グラビティ】
明るく純粋でいつも前向き。出久のひたむきな姿に心動かされている。
飯田天哉
声:石川界人
【個性:エンジン】
いつも真面目な性格のクラス委員長。ヒーロー一家の出身。
轟焦凍
声:梶裕貴
【個性:半冷半燃】
雄英に推薦入学したエリートで、父は新No.1ヒーローのエンデヴァー。
真幌
声:黒沢ともよ
【個性:ホログラム】
活真の姉。ある理由でヒーローを嫌っている。
活真
声:寺崎裕香
【個性:細胞活性】
内向的な性格だがヒーローに憧れを持っている。
ナイン
声:井上芳雄
【個性:???】
自分の理想を叶えるため仲間を連れ那歩島にやってくる。
死柄木弔
声:内山昂輝
【個性:崩壊】
ヴィラン連合のリーダー。ナインとはある件で繋がりがある。
『ヒロアカ ヒーローズライジング』を視聴した感想
映画らしい迫力のアクションシーンがピカイチ!
本作の一番のみどころは、個性を使った戦闘シーンの数々。
テレビアニメ版でも迫力・スピード感を感じるクオリティー高い作画の連続でしたが、やっぱり映画版ともなる簡単に期待を上回っていきます。
スタートのカーチェイスシーンでもエンデヴァーVS荼毘の時点で本作が熱いバトルシーンが続いていくことは予想はつきました。
特に中盤からラストにかけては『1-A生徒VSナイン一味』の迫力の戦闘シーンが連続なので、見ているこちらはどこで気を抜いて良いのかわかりません!
一対一で普通に戦えば、生徒だけではプロヒーローより戦闘能力が高いかもしれない!?ナイン一味とは勝負にならのは確実です。
しかし、生徒たちはそれぞれの個性の特徴をうまく使ったコンビプレーで対等に渡り合っていきます。
「そういう個性の使い方もあるのか!」と感心してしまう部分もたくさん登場します。
お茶子や瀬呂、青山といった”普段はあまり戦闘シーンが描かれないキャラたちがどういった方法でヴィランと戦っていくのか?”に注目です。
”ヒーロー”として成長する1年A組の生徒たち
本作では”ヒーロー=ヴィランを倒す存在”ではない部分のしっかりと描かれています。
オールマイトやイレイザーたち教師からの判断もなく、一般人の避難や被害を最小限にするべく行動する生徒たちの姿は他のプロヒーローと何の遜色もありません。
ヴィランから島民たちを一時的に避難させた施設では八百万が作ったバッテリーに上鳴が電気を流す連携技を披露し、料理を作る芦戸たちの姿も出てきます。
こういった避難所での描写はアクションシーンの多いヒーロー映画ではあまり登場することがないので『人々を救うためのヒーロー』というヒロアカのテーマがうまく表現されているなと感じました!
テレビアニメは4期まで終了しましたが、生徒たちが着実にヒーローとして成長していく姿はヴィランとの戦闘だけでなく日常的なシーンでも確認することができます。
次世代の最強コンビ結成!
1-Aの生徒たちが大活躍する中。
No.1ヒーローに憧れつつも個性がなかった出久と、同じくNo.1ヒーローに憧れるも力をもらった出久の成長に焦りを感じる爆豪。
この”オールマイトに強い憧れを持つ2人がコンビを結成し共に戦うシーン”、これは胸が熱くなりました!
真幌と活真兄弟を巡って以前のように意見が噛み合わない出久と爆豪。
しかし巨大な力を持ったヴィラン・ナインに倒されながらも何度も挑んでいく2人の姿は『ある種のヒロアカ最終回』という堀越先生の言葉にふさわしい熱いストーリー展開になっています!
ラストに出てくる”ワン・フォー・オールの譲渡の結末”については若干戸惑ってしまう部分もありましたが、この個性についてはまだわかっていないことも多いので、この部分はあまり深く考えない方が良いかもしれません。
「ドラゴンボール」などでもそうですが、こういった映画版は”パラレルワールドの出来事”として扱われることも多いので原作にどう影響してくるか?にも注目です!
最後に
本日は原作者・堀越先生ご本人によるオリジナルストーリーが楽しめる映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』についてお話してきました。
『ある種のヒロアカ最終回』と言えるほどの力作とあって、熱いストーリー展開と迫力のバトルシーンが楽しめる作品となっています。
本作は以下の動画配信サービスなどでご覧いただけます!
またこちらの記事でもヒロアカについてを取り上げています。
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個性を持ったヒーローが大活躍する『ヒロアカ』の魅力を5つ紹介!
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※本作品の配信情報は2020年11月3日時点のものです。最新の配信状況については各社サービスのホームページ、アプリをご確認ください。