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ロバート版の映画『シャーロック・ホームズ』は”推理”だけでなく”拳”もみどころ!

2020年8月5日

抜群の推理力で難事件を解決する名探偵シャーロックと相棒ワトソンを描いた『シャーロック・ホームズ』作品の数々。

これまで様々な監督や俳優たちが関わり、映画やドラマになっている大人気シリーズです。

今回ご紹介するのは「アイアンマン」でお馴染みのロバート・ダウニーJrが主演、「キングアーサー」のガイ・リッチーが監督を務めた2009年版の映画『シャーロック・ホームズ』です。

”これまでのシリーズ作品のイメージを変えた”映画としても有名で、これまであまり「ホームズ」シリーズを知らない方にもオススメな作品となっています。

あらすじ

舞台は1981年のロンドン。
依頼を受けた探偵のシャーロック・ホームズと相棒で医師のジョン・ワトソンは5人の女性が犠牲になった連続殺人事件を解決し、犯人ブラックウッド卿を逮捕する。

それから3ヶ月がたった11月。
ワトソンは恋人メアリーと暮らすために引っ越しの準備を開始していた。
一方、同居人のホームズは汚い身なりで部屋で銃を撃ち、妙な実験をしたりと、相変わらずワトソンやハドソン夫人に迷惑かけている。

刑の執行が迫っていたブラックウッド卿は刑務所にホームズを呼びだす。
すると彼は「私は蘇る」「あと3人死ぬが君には救えない」とだけ言い残し処刑される。

何日か後、ホームズの前に彼を何度も欺いた泥棒アイリーンが人探しの依頼のため現れるが、、、

主要な登場人物とキャスト

◉シャーロック・ホームズ
演:ロバート・ダウニーJr
声:藤原啓治
私立探偵として数々の難事件をワトソンと共に解決してきた。
科学や心理学の知識、洞察力や武術にも優れている。

◉ジョン・ワトソン
演:ジュード・ロウ
声:森川智之
ホームズの助手・相棒として難事件を解決してきた医師。
軍人としても戦争に赴いた過去を持っていて、現在は恋人メアリーとの同居を進めている。

◉アイリーン・アドラー
演:レイチェル・マクアダムス
声:佐古真弓
ホームズを何度も騙してきた泥棒。
謎の人物の命令である男を探す依頼をする。

◉ブラックウッド卿
演:マーク・ストロング
声:加藤亮夫
女性5人を殺害した容疑でホームズとワトソンに捕まる凶悪犯。
刑が実行される前にメッセージを残し、死刑になる。

映画『シャーロック・ホームズ』の感想や魅力

シャーロックのイメージが変わる作品


皆さんは「シャーロック・ホームズ」と聞くと、どんな人物イメージをお持ちでしょうか?

【常に沈着冷静】、【抜群の推理力】、【帽子とパイプを常に身につけている】、【偉そうな喋り方をする】、【性格がちょっと暗そう】

ほとんどの方がこういったイメージを頭に浮かべると思います。

最近では、カンバーバッチ版やアメリカ版ドラマのイメージも強くなってきているので、【変人】【ちょっと自己中】【ジョンにいつも迷惑をかける】といったことが頭に浮かぶ方も多いかもしれません。

本作のシャーロック・ホームズは、どちらかというと”近年に制作されたドラマ版に近い”とイメージするとわかりやすいと思います。
制作時期で考えると、本作(2009年)→イギリス版ドラマ(2010年)→アメリカ版ドラマ(2012年)という順番なので、ドラマ版が本作を参考にした部分もあるでしょう。

なので劇中の舞台こそ19世紀のロンドンですが、『現代っぽさがかなり反映されたシャーロック・ホームズ』となっています。

アクションシーンを大胆に取り入れた斬新さ!

シャーロックホームズ作品というと、事件が起き→捜査→犯人や事件を推理→完結。
こういったストーリー展開がおなじみで、分類的にはミステリーやサスペンスに属す”静”の雰囲気を持った作品です。

しかし、本作にはホームズやワトソンが直接悪者と肉弾戦を繰り広げるアクションシーンも多く、どちらかというと”動”の部分も強い作品と言って良いでしょう!

さらに名探偵を描いた作品とあって、推理シーンもたくさん描かれていきます。
その推理シーンの中にも従来通りの事件解決部分にプラスして、推理や分析にもアクションシーンを盛り込んだ他の作品にはない映画となっています。

例えば、ホームズが賭け試合に参加するシーンでは、まず会場の雰囲気や対戦相手を分析していきます。

そして【ジャブをブロックし→右のカウンターパンチ→すかさず不意打ち→反撃を肘でブロックしボディー→反撃をかわし左肘をいれる→そこから左ストレート→あばらを砕き顎を撃ち抜く→止めは腹にキック】

という流れを自分の頭の中でシュミレーションし、その通りに相手を倒していきます。

この脳内シュミレーションの部分はカンバーバッチ版のドラマにもちょっと出てきますが、これまでのホームズ作品とは一味違った新しいみどころとなっています!

推理シーンが多いのでこれまで関連作品は見れなかった方でも、本作ならアクションシーンも多いので飽きずに最後まで楽しんでいただけます!

吹替版も魅力的

本作はホームズ役を藤原啓治さん、ワトソン役を森川智之さんと実写・アニメ共にたくさんの役を演じてきた2人が担当されています。

特に藤原さんは「アベンジャーズシリーズ」などでロバート・ダウニーJrの声をずっと担当されているので、吹替派の方にとってはすんなりと作品に入り込めますよ。

タレントや芸人など、声優業未経験の方が担当されると違和感を感じることも多いので、本作は安心してストーリーを楽しめることは間違いありませんね!

映画『シャーロック・ホームズ』はシリーズ第3弾も公開予定!


今日ご紹介したのはシリーズ第1弾の作品ですが、来年2021年12月には3作目の公開が控えています。

2作目「シャドウゲーム」から9年経ってからの新作なので待ちわびていた方も多かったでしょう。

メインキャスト2人の変更はありませんが、監督はガイ・リッチーから「ボヘミアン・ラプソディ」のデクスター・フレッチャーに変更となっています。

人気があるにもかかわらず3作目の制作に9年もかかってしまったのは、主演2人のスケジュールや監督交代などがあったからのようです。
ロバートはずっとアベンジャーズ関連の映画にも出演していたので仕方がありませんね。

気になる内容については現時点(2020年10月)では詳しくは出ていませんが、前作から10年後が舞台となるようです。

最後に

今回はこれまでのシリーズ作品に新要素を大胆に取り入れたロバート・ダウニーJr主演の映画『シャーロック・ホームズ』をご紹介してきました。

従来は推理・サスペンス・ミステリーという”静”のイメージが強い作品です。

しかし本作ではアクションという”動”の部分もふんだんに盛り込まれているので、いろんな方が楽しめる作品となっています!

映画『シャーロック・ホームズ』は以下のサービスなどで視聴できます!

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※本作品の配信情報は2020年10月14日時点のものです。最新の配信状況についてはU-NEXTやdTV、Amazonの公式サイトやアプリにてご確認ください。

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