小説家と女性刑事の活躍を描いた「キャッスル」でおなじみ、ネイサン・フィリオンの新作ドラマ『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』が日本でも放送が開始しました。
このドラマはタイトルの通り40歳にして新人警官となったジョンの活躍を描く物語です。
本記事ではドラマ『ザ・ルーキ』のみどころをご紹介してきます。
※なお、第1話のみネタバレが含まれているのでお気をつけください!
目次
ドラマ「ザ・ルーキー」第1話のストーリー
離婚が成立したジョンは銀行強盗に遭遇してしまう。
ジョンの行動もおかげもあり、無事に解決。
この事件をきっかけ40歳にして警官となったジョンは、LAPD(ロサンゼルス市警)の新人巡査として配属されることに。
点呼で同期のルーシーとジャクソンとともに、グレイ巡査部長から軽いシゴキを受け、指導巡査の発表を受ける。
ビショップ巡査と組むことになったジョンは、早速街へパトロールに出るのだが、、、
ドラマ「ザ・ルーキー」主要キャスト
◉ジョン・ノーラン
演:ネイサン・フィリオン
離婚成立後に銀行強盗に遭遇し、警官を目指す。
アカデミー卒業後はロサンゼルス市警で新人巡査として奮闘する。
◉タリア・ビショップ
演:アフトン・ウィリアムソン
刑事になる目標を持ったジョンの指導巡査。
厳しい面もあるが、ジョンを色目で見ず正当に評価する。
◉ルーシー・チェン
演:メリッサ・オニール
ジョンともに配属された新人巡査。
規則違反である同僚(ジョン)との交際やブラッドフォードの指導の厳しさなど悩みも多い。
◉ジャクソン・ウエスト
演:タイタス・メイキン
ジョン、ルーシーともに配属された新人巡査。
父親は警視、本人もアカデミーで優秀だったが、現場で怯え体が動かなくなってしまう。
◉ティム・ブラッドフォード
演:エリック・ウィンター
ルーシーの指導巡査。
人種差別的な言動や大暴な態度など問題のある警官。
◉ウェイド・グレイ
ジョンたちを統括する巡査部長。
年齢のことからジョンに厳しい態度で接する。
主演は「キャッスル」でお馴染みのネイサン・フィリオン
2009年から7年続いたドラマ『キャッスル』で主人公キャッスルを演じていたので日本でも人気の高い俳優さんですね。
彼は1993年にデビューし、「プライベート・ライアン」や「パーシージャクソンとオリンポスの神々」などに出演し、「モンスターズ・ユニバーシティ」では声優としても活動しています。
本作では40歳にして警官に転職した主人公ジョンを演じています。
キャッスルでは【派手な著名な作家】【肥満な体】【捜査ではちょっとドジ】といったイメージがある彼ですが、本作では真面目な警官役を演じています。
キャッスルの時より痩せて、大分スリムになったので凛々しい雰囲気に変わりました。
ドラマ『ザ・ルーキー』のみどころ
頑張る40歳の新米警官
本作は「ミッドライフ・クライシス」に差し掛かった主人公をテーマにした作品です。
この”ミッドライフ・クライシス”は日本では「中年の危機」や「中年の思春期」とも呼ばれているので、想像しやすいと思います。
一緒に配属された新人巡査はどちらも20代で、倍近く歳が違うジョンは最初の点呼から巡査部長にイジられる厳しいスタートを切ります。
犯人の追跡でも”走るの辛そうで、フェンスも登れない”と中々良いところ見せられません、、、
もちろん『ただの冴えない中年おじさんが出てくる』というだけの描かれて方はしていません。
車の上で暴れる男性や人質をとった凶悪犯には相手の目線に合わせ説得する。
工務店での職務経験を生かし、銃や薬物を発見する。
これらはジョンがこれまで40年間、人生を歩んできた経験があったからこそ生かされる場面となっています。
また、恋人は20代の同僚、バーでは美人店員さんから電話番号を渡されるなどジョンは若い女性から結構モテます!
キャッスルの役の印象が強い方からすれば、すんなりイメージできると思います。
ただキャッスルと違うのは決して女性関係が派手というわけではない点です。
ジョンの真面目な性格や若干傷つきやすい部分が女性を惹きつけるのかもしれませんね。
強烈な同僚たち
ジョンをいびる巡査部長グレイや厳しく指導する巡査ビショップをはじめ、共に配属された2人の新人やその指導巡査など、どの人物たちも個性が強いのが印象的です。
特にグレイは、ジョンの40歳という年齢に関してかなり不快に感じているようで、何があっても認めないような態度を示してきます。
一方でビショップは、職務の進め方やパートナーとの連携の大事さなどを厳しく教えつつも、ジョンの人生経験の豊富さをかっている部分もあり、彼を正当に評価している1人です。
新人の2人も初勤務前に容疑者を捕まえ、仕事ができることを証明したルーシーは実はジョンと隠れて交際していたり。
ジャクソンは調査室勤務で働く自慢の父親がいて、本人もアカデミーで優秀な成績を残していましたが、現場での銃撃戦で体が硬直してしまったり。
2話目以降、こういった登場人物たちが「どう変化していくのか?」にも注目です。
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進化した映像表現
アメリカでは2017年ごろから”警察官の胸のあたりにボディカメラが搭載”されるようになりました。
警察官が武力行動を行った際、その行為が正しいものであったかどうかを判断するために装着されているものです。
このカメラは本作の巡査たちにも使われていて、
アクションシーンなどで”一般的な第3者目線のカメラワークからボディカメラで取られた映像に切り替わる”といった使用方法が取られています。
犯人を追跡・逮捕するシーンでこのカメラが使われることで一気に現実感が増し、視聴者もその現場にいるような緊張感を感じることができます。
ロサンゼルスを舞台にしたドラマだけあって、映像の見せ方にも力が入った作品となっています!
長く続くシリーズになりそう
「楽しみに見ていたドラマがすぐに完結してしまう」
アメリカのドラマは視聴率やギャラ問題など、ストーリーが途中でもすぐに終わってしまう作品もかなりありますよね。
しかし、本作『ザ・ルーキー』に関してこの心配はないでしょう!
制作総指揮の中に大物プロデューサーのマーク・ゴードンが入っているからです。
マーク・ゴードンというと「クリミナル・マインド」や「グレイズ・アナトミー」など長期にわたって人気があるドラマにいくつも関わってた人物です。
その証拠に、日本では今年2020年から放送が始まった本作もアメリカでは2018年からスタートしていて、シーズン3までの制作が決定しています。
長く楽しめるドラマを探している方にもぴったりな作品となっています。
まとめ
本日はキャッスル役でおなじみ、ネイサン・フィリオンが新米警官を演じるドラマ『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』をご紹介してきました。
厳しい先輩や上司の元、40歳の新人巡査ジョンはどういった警官になっていくのか?にも注目してご覧ください!!
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※本作品の配信情報は2021年8月11日時点のものです。最新の配信状況について各動画配信サービスの公式サイトやアプリにてご確認ください。