異色のバディドラマ！『インスティンクトー異常犯罪捜査ー』のみどころを紹介します！

犯罪捜査を扱った作品に多い、”バディやコンビ”もののドラマの数々。

その中でも「BONES」や「キャッスル」、「エレメンタリー」などこれまでいくつもの人気シリーズを輩出してきたのが”男女がバディを組んだドラマ”です。

今日はそんなバディドラマの一つ、大学教授×女性刑事がコンビを組んだ『インスティンクトー異常犯罪捜査ー』のみどころをご紹介していきます。
※本記事にはシーズン1、第1話の内容が含まれています。

1 ドラマ『インスティンクト』第1話のあらすじ
2 登場人物・キャスト
3 ドラマ『インスティンクト』のみどころ
4 ドラマ『インスティンクト』まとめ

ドラマ『インスティンクト』第1話のあらすじ

大学で異常行動学を教える教授ディラン。
そんな彼の元へ、ニューヨーク市警の刑事ニーダム（リジー）が訪ねてくる。

彼女は作家としても活躍するディランの本が参考にされた殺人事件が起き、彼に協力してもらうためにやってきたのだった。

一度はその要請を断ってしまうディランだったが、、、

登場人物・キャスト

⚫︎ディラン・ラインハート
演：アラン・カミング
吹替：多田野曜平
大学で異常行動学を教える教授。
作家としても活動しており、それがきっかけでリジーと出会いニューヨーク市警のコンサルタントになる。
以前は凄腕のCIA職員として働いていた。

⚫︎エリザベス・ニーダム（リジー）
演：ボヤノ・ノヴァコビッチ
吹替：樋口あかり
タフで優秀なニューヨーク市警の刑事。
ディランに事件の協力を依頼し、そこから相棒として関係が始まる。
相棒で婚約者でもあるチャーリーを亡った辛い過去がある。

⚫︎ジュリアン・カズンズ
演：ナヴィーン・アンドリュース
吹替：浜田賢二
ディランがCIA職員だった時の同僚。
秘密の情報源として彼をサポートしていく。

⚫︎アンディ
演：ダニエル・イングス
吹替：佐々木啓夫
ディランの夫で、バーを経営している。
元弁護士だった過去があり、家庭・仕事の両面でディランを支えていく。

⚫︎ジャスミン・グッデン
演：シャロン・リール
吹替：斎藤恵理
ニューヨーク市警の警部補。
リジーの上司にあたるが、2人は親友同士のためプライベートの会話も多い。

ドラマ『インスティンクト』のみどころ

これまでにないバディドラマ

冒頭でもお話しした「BONES」や「キャッスル」などの犯罪捜査を扱った男女のバディドラマでは、『主人公2人の恋愛関係の進展』にもテーマを置いた作品がほとんどでした。

しかし、このドラマではその設定は絶対に登場しません。

というのも主人公の1人ディランはゲイ（同性愛者）であるからです。
州によって同性婚が認められていたり、LGBTやGLBTなど性の多様性について進んだイメージのあるアメリカドラマでも”こういった設定の主人公が描かれている作品はかなり珍しい”でしょう！

そういったこともあってか、冷静なディランと無鉄砲なリジーという性格は合わない2人ですが、”服装がかなりおしゃれ”というのも特徴的です。
第1話だけでもシーンによって何度も服装が変わっているので「洋服やおしゃれするのが好き！」という方にもぜひ観ていただきたいドラマとなっています。

見やすいストーリー展開

直感や本能、生まれながらの素質といった意味を持つタイトルの『インスティクト』。

【異常犯罪捜査】というサブタイトルだったり、【主人公がゲイ】ということだったり、人によっては「刺激強すぎるのかな？」「難しそうなテーマのドラマ？」とイメージされる方もいるかもしれません。

ですがご安心ください！
他の犯罪捜査もののドラマと同じか、それ以上にこの『インスティクト』は楽しみやすいドラマとなっています。

確かに殺人事件を扱った作品なので死体やちょっとした銃撃シーンは登場します。
しかし「BONES」や「クリミナルマインド」のような生々しいものではありませんし、ディランをはじめ、ユニークな性格を持った登場人物も多いので心が重たくなるような展開は出てきません。
みんなそれぞれに悩みは持っていますが、笑顔のシーンが多いのも印象的な作品です！

また、基本的に1話完結型のストーリーが展開されていくので、海外ドラマ好きの悩みの種である『続きが気になって、やめ時がわからない！！』という状況に陥らずに気軽に楽しめるのも良い点だと感じます。