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アニメ版『ULTRAMAN』は特撮版とは異なる新世代のヒーローが描かれる作品

2020年6月18日

「ウルトラマン」というと”ビルより巨大なヒーローが3分の活動時間内に怪獣を倒す物語”というのが皆さんのイメージだと思います。

ですがアニメ版『ULTRAMAN』は特撮版のウルトラマンとは少し違います。

今日はこの『ULTRAMAN』の作品説明や視聴した感想をご紹介していきます!!

ULTRAMANとは?


2011年から月刊ヒーローズで連載中の作品。
作者は、アニメ化もされた人気作「鉄のラインバレル」の清水栄一さん&下口智裕さんの2人です。

アニメは2019年にNetflixで配信が開始され、現在はテレビ放送やU-NEXT、Amazonなどの動画配信サービスで楽しむことができます。

アニメ『ULTRAMAN』1話のあらすじ

異星人の侵略や怪獣の破壊行為から地球を守っていた”光の巨人”が活躍していた世界。

役目を終えた巨人は母星へ帰り、10数年がたった。
元科特隊で現在は防衛大臣を務めている早田進は息子・進次郎と記念館に訪れていた。
進次郎はそこで転落事故に遭ってしまうが無傷だった。

その夜、進は元同僚の井出と会い、自分が当時ウルトラマンを見た記憶がないこと、そして常人以上の運動能力があり、進次郎にも同じことが起きていることを告げる。

すると井出は記念館の地下にある科特隊日本支部へと案内する。
そこで進と進次郎には”ウルトラマンの因子が流れている”ことを告げられるのだった。

アニメ『ULTRAMAN』を視聴した感想

設定が新しくて面白い

本作、アニメ『ULTRAMAN』は特撮作品としての『ウルトラマンシリーズ』とは多くの部分で異なっています。


アニメ「ULTRAMAN」

特撮「ウルトラマン」
主人公 一般の高校生 基本的に何かの隊員
主人公の体 超人的な運動能力 一般人と同じ
変身 パワードスーツを着る ウルトラマンに体を貸す
戦闘シーン 人間とほぼ同じサイズ ビルより大きくなる
ストーリーの進み方 物語が続いていく 1話完結
登場するウルトラマン 何体も登場 基本1作品に1体
活動限界 特になし 3分間だけ

このようにざっとご紹介するだけでも作品同士の違いがわかっていただけると思います。

特に【スーツを着る】【活動限界がない】という2点は”ウルトラマン作品の根本的な違い”ですので、個人的に面白なと感じました。

パワードスーツは若干アイアンマンを意識したデザインになっている点も、アベンジャーズ作品が好きな私にはぴったりでした!

特撮ウルトラマンの最大の特徴の1つ、”3分間の活動制限がアニメにはない”という点。
本作の主人公・進次郎は人間態の状態で超人的なパワーが使えるので異星人に体を貸す必要がなく、活動限界はありません。

しかし、特撮ではおなじみの”カラータイマー”や”3分間の設定”はこのアニメ『ULTRAMAN』にも形を変えて登場しています。


進次郎のパワードスーツにはリミッターを解除し、高速での戦闘を行えるモードが搭載されています。
この解除状態の時に「カラータイマーが赤く光り、3分間だけリミッターを解除できる」とういう設定になっています。

元からある”特撮ウルトラマンの特徴を上手くアレンジしている点”がこれがアニメ版の本作の良いところと言えるでしょう。

バトルシーンも迫力満点

本作は3DCGを使ったアニメ作品となっています。

しかも実際の俳優さんたちの動き取り入れてキャラを動かしていく、モーションキャプチャーが使用されています。
なので戦闘シーンもヌメヌメ動くのでスピード感も感じます!!


皆さんご存知のウルトラマンの必殺技スペシウム光線もアニメではこういった形で表現されています。

シリーズを超えたウルトラマンが集結!


最近の特撮版ウルトラマン作品ではあまり珍しくなくなったこの設定。

アニメ版ではシーズン1だけで主人公進次郎や父・早田進、諸星弾、北斗星司という4人のウルトラマンが登場します。

ウルトラマンに詳しい方ならご存知だと思いますが、この進、諸星、北斗の3人は特撮版でウルトラマンとして戦っていく人物と同じ名前なんです。

設定や容姿、性格などは違いますが、昔のウルトラマンを知っている方にとってはニヤッとしてしまう部分となっています。

少し気になった点

「ウルトラマン」というタイトルに抵抗を感じる可能性

【変身しない】【活動時間が3分でない】【体もビルくらいまで大きくならず通常の人程度のサイズで戦う】など、アニメ版と特撮版の違いは少しご説明してきました。

私のように特撮版の大ファンではない人間からすると、本作は設定も斬新で面白いアニメになっていると感じます。

しかし、ウルトラマンをずっと見てきたファンの方にとって、特撮とは根本の設定が違うアニメ版をシリーズ作品として認識するのは少し難しいかなとは思いました。

キャラの感情表現に少し違和感を感じる

3DCGやモーションキャプチャーが使用されいる本作。

戦闘シーンを楽しむ上では迫力やスピード感が感じられるので、この2つはメリットとなります。

ですが、キャラクター同士の会話や日常の動きを考えると2Dアニメより少し不自然に感じます。
特にキャラの表情の部分は、見ていて正直かなり厳しいです。

反対に、表情の表現があまり必要ない異星人やウルトラマンのパワードスーツはカッコよく描かれているだけに少し残念ですね・・。

こういった部分は本作だけでなく3Dアニメでよくあることなので、普段からアニメをよく見る方は納得いただけると思います。

アニメ『ULTRAMAN』シーズン2の制作も決定!!

先日テレビ放送も終了した本作『ULTRAMAN』。

先行で配信されていたNetflixのシーズン1が好評だったこともあり、シーズン2の制作が決定しています。

配信および放送時期や追加キャストなどの情報が現在(6/17)のところ出ておりません。
動きがあり次第追記、もしくは別記事にて扱わせていただきます。

アニメ『ULTRAMAN』を動画配信サービスで見る場合

日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」のイメージ変える作品、アニメ『ULTRAMAN』の作品紹介や視聴した感想をお話してきました。

テレビ放送は終了したしまったので、「これから見始めたい」「最初のエピソードが見たい」という方には動画配信サービスがピッタリです!

しかし、先行で独占配信が開始したNetflixでは残念ながら無料体験期間が設定されていません。
なので「試しに1話を見ようかな?」という方には少しハードルが高めとなっています。

その場合はU-NEXTがオススメです。

こちらのサービスでは本作『ULTRAMAN』は個別に課金が必要な作品となっています。
しかし、無料体験期間でも600円分のポイントをもらうことができ、そのポイントを使用すれば無料で視聴することができます。

U-NEXTでは原作コミック『ULTRAMAN』も配信されているので、アニメの続きを見たい方には便利なサービスとなっています。

また本作はAmazon Prime Videoでも配信されています。

>>U-NEXT公式サイトへ

 

>>Amazon Prime Video公式へ

 

 

※本作品の配信情報は2020年9月30日時点のものです。配信や見放題が終了している可能性がございます。最新の配信状況についてはU-NEXT、Amazonの公式ホームページやアプリにてご確認をよろしくお願いたします。

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