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劇場版『ガンダム00』の感想や気になるアニメの続編についてをご紹介!

2020年9月15日

テレビシリーズの2作のヒット受け、2010年に劇場版が公開された『機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer』。

今から10年前のアニメではありますが、今もなガンダムシリーズの中で人気の高い作品で、私も何度も見ている好きな映画です。

本日は、この劇場版『機動戦士ガンダム00』の感想や気になる続編の噂についてご紹介していきます!

あらすじ

リボンズたちイノベイターとの戦いから2年。
大きな戦争を経験したことで、世界は争いの少ない平和な日々へと向かっていた。

刹那とロックオンはソレスタルビーイングに残り、アレルヤは世界へ、ティエリアはヴェーダの中から世界を見つめ、マイスターたちはそれぞれの道を歩んでいる。

イノベイターとなった刹那は、周りの人間との違いに違和感を戸惑いながら過ごしていた。

その頃、廃船になった不審な木星探査船が地球へと近づいてくるが、、、

主要キャラとキャスト

刹那・F・セイエイ
CV:宮野真守

ロックオン・ストラトス
CV:三木眞一郎

アレルヤ・ハプティズム
CV:吉野裕行

ティエリア・アーデ
CV:神谷浩史

グラハム・エイカー
CV:中村悠一

沙慈・クロスロード
CV:入野自由

劇場版『機動戦士ガンダム00』の感想

敵は人工生命体


テレビ版ではソレスタルビーイングVS人間、人工生命体イノベイドとの戦いが描かれていました。
しかしこの劇場版の相手は「ELS(エルス)」と名付けられた金属生命体です。

”戦闘の相手が人間でない”という設定はこれまでのガンダム作品にはなく、2020年の現在に見返しても斬新な設定だなと感じます!

金属生命体というだけあって、彼らはモビルスーツや戦艦を乗っ取り姿を真似ることができるかなり器用な生き物。
しかし、ELSの目的は人類を滅ぼすことではありませんでした。

それを知った刹那は彼らと対話で解決していこうとします。

この”対話”をテーマに描かれるのもガンダムシリーズとしては珍しいもの。
なぜなら、基本的にガンダム作品は”戦争”を扱っているので、物語が終わる事はどちらかが戦争に負けることを意味しているからです。

「対話で解決」、「相手が人間ではない」と考えると、イメージとしてはガンダムシリーズというより『マクロスシリーズ』の方に近いように感じますね。

進化したガンダムたち


「太陽炉」という動力源が積まれたガンダムたちは、テレビ版でスピード感のある縦横無尽な戦闘シーンを見せてくれました。

それはこの劇場版でも健在です。
というより、テレビ版の何倍ものスピード感を感じることができます!

一度見たくらいでは目が追い付かないほどのスピード感になっています。

というのもテレビ版では、一部の機体にしか搭載されていなかった擬似太陽炉搭載のモビルスーツも、劇場版では一般兵でも扱える敷居の低い機体になっているからです。

グラハムの乗るブレイブやイノベイダーであるシャーマンの機体ガデラーザに至っては、”擬似太陽炉が2機も搭載されている”豪華仕様になっています。

もちろん刹那の機体をはじめ、ガンダムマイスターたちの新しいガンダムも登場しています。
彼らのガンダムは機動性以外にも、テレビ版より火力が大幅にアップした機体も特徴です!

これだけスピード感や爽快感がある戦闘シーンが楽しめる作品は、数あるガンダムシリーズの中でも”この劇場版『ガンダム00』がトップ!”と言っても良いでしょう!

散っていく命たち

ELSの目的は人類を知ることでしたが、それでも戦闘では多くの命が散っていきました。

その中でも個人的には2人のキャラが印象に残っています。

1人目はガンダムの存在に心を奪われ、何度も戦いを挑んできたグラハム・エイカーです。


このキャラはファーストシーズンから人気があったので、戦死したことに驚いた方も多いと思います。

一時期はガンダムと戦うために仮面で顔を隠し、アロウズにまで入ったグラハム。

本作では、ソレスタルビーイングを助ける地球連邦軍のパイロットとして登場します。
対話を行うためにELS中枢へと入る刹那の道を作るために犠牲となって死亡してしまいました。(戦死については後ほどにもお話ししていきます。)

この時の

「未来への水先案内人はこのグラハム・エイカーが引き受けた」
「これは死ではない!!人類が生きるための・・」

と言い残し、突撃していきます。

このシーンはカッコ良く、そしてとても寂しかったです。。。

 

2人目はアンドレイ・スミルノフです!


個人的にセルゲイが割と好きだったこともあり、テレビシリーズのアンドレイは正直あまり好きではありませんでした。

ただ、この気持ちは本作でかなり変わりました。
出番自体は少なかったのですが、劇場版だけを考えればかなり存在感がありましたし、もしかしたら本作だけなら「1番好きなキャラ」と言っても良いかもしれません!!

テレビシリーズではアロウズに身を置き、行き違いとはいえ父であるセルゲイを殺し、終盤では父の思いを理解し連邦軍に入りました。
劇場版でも地球連邦軍に所属し、ELSとの戦いに参加します。

そしてELSとの戦いでトランザムを使い、そこから擬似太陽炉をオーバーロードさせて自爆してしまいます。

この場面はアンドレイが軍人としての気持ちを表した『私は市民を護る連邦軍の軍人だ!!』というセリフが挿入歌の「もう何も怖くない、怖くない」とマッチしていて思わず号泣したシーンでした。

劇場版『機動戦士ガンダム00』には続編が!?

2020年の今でも高い人気を誇る『ガンダム00』。
そこで気になるのこの劇場版『機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer』の続編はあるのか?ということでしょう。

これについては、2018年にテレビ放送から10周年を記念したイベントで監督を務められた水島監督から「新作がある!」ということが発表されています。

視聴できる時期、ストーリーや世界観、テレビか?劇場版か?などは現在のところ全く出てきていません。
ただ、このイベントでは劇場版の刹那とティエリアが去った後の世界が描かれています。

その中で新しいガンダムマイスターが登場します。

なんとその1人がグラハム・エイカーです!
ELSとの戦闘で戦死したと思われていたグラハムですが、刹那の影響でELSと同化しガンダムマイスターとなりました。

もう1人はレティシア・アーデというキャラ。
見た目はティエリアそのもの。
記憶にはティエリアのコピーが入っているものの、人格は全く別のキャラとなっています。

この2キャラはイベント時のものなので、新作アニメに登場するかはわかりません。
水島監督をはじめ、ガンダム00には売れっ子の方々がたくさん参加されているので、スケジュール的に大変が部分があるそうです。

続編のアニメについて新情報などが発表されましたら、このサイトでもお話ししてきますので続報をお待ちください!!

まとめ

本日は2010年に公開された劇場版『機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer』の感想、気になるアニメの続編についてご紹介してきました。

この作品はWOWOWで10/22に放送、メンバーズオンデマンドは現在配信中となっています。

>>WOWOW公式サイトへ

 

また以下の動画配信サービスでも視聴できるのでぜひご覧ください!!

>>Amazon Prime Video公式へ

 

>>dアニメストア公式サイトへ

 

>>U-NEXT公式サイトへ

 

 

※本作品の配信情報は2020年9月15日時点のものです。最新の配信状況についてはWOWOWやdアニメストア、U-NEXT、Amazonの公式サイトやアプリにてご確認ください。

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